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「いい感じにして」という指示に違和感を覚えるのが正しい理由『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』

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目次

働いているとよく聞くあの言葉

「これ、いい感じにしといて」

会社の上司からこの言葉を言われたことはないでしょうか。

その時、あなたはこう思ったはずです。

「いい感じって、どんな感じ?」

そこで「いい感じ」とはどんな感じなのか、その意図を上司に聞いたところ、上司から「自分で考えろ」と言われてしまいました。

以前ご紹介した記事で「自分で考えろ」と言われるのは、「物差し」を見つけていないからです『考える練習』から、「自分で考えろ」という言葉について記事を書きました。

仕事で上司から指示を受けた際に困惑する言葉として、「自分で考えろ」という言葉に次いでよく言われるのが、「いい感じにして」という言葉です。

どちらも仕事をしているとよく聞く言葉ですが、「いい感じ」とは具体的にどの様な感じのことを指すのでしょうか。

この言葉が使われている背景がわかれば、仕事が出来るようになるだけではなく、あなたが今抱えている悩みを言葉に出来るようになることにも繋がります。

今回ご紹介する『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』は、「いい感じにして」など仕事をしているとよく聞くフレーズや身近な事例から、言語化についてわかりやすく解説している本です。

いつも本サイトを訪れて記事を読んでいただき、ありがとうございます。

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「いい感じにして」は指示ではない

著者の木暮太一さんはビジネス書作家、及びセミナーや研修の講師として活動されています。

著者自身も過去に会社員として勤務されていたことがあり、その時に上司から「いい感じにして」と言われたことを本書で語っています。

上司から言われた「いい感じにして」という言葉に対して、著者はどう思ったのでしょうか。

本書の序章の『「いい感じにして」は指示ではない』から、次の通り見解を述べています。

僕はサラリーマン時代、上司から「いい感じの資料にしておいて」と指示されたことがあります。

その上司はその言い方で指示をしたつもりでいたと思いますが、率直に言って「いい感じの資料」では何をどうしていいのかわかりません。

デザインの色合いがいい感じなのか、ページ数の話なのか、クライアントがぐうの音も出ないほどの理論武装をしておくということなのか。

結局、この時は上司本人も「いい感じ」とはどういうことなのか、自分でわかっていませんでした。

つまり、「オレもよくわからないし、どう説明したらいいかわからないけれど、とにかくクライアントが契約してくれる資料を作れ」と言っていただけなのです。

ただ、ここに問題があります。

上司に「いい感じの資料にしておいて」と言われると、言葉で伝えられたので「指示を受けた」と認識しがちです。

しかし、この日本語では言語化したことになりません。

上司の頭の中が伝わってきていないからです。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

「いい感じにしては言語化したことにはならない」という著者の見解に、あなたも深く共感されたのではないでしょうか。

「正にその通り」や「よくぞ言ってくれた」と賛辞を送りたくなります。

「指示」という言葉の意味は、「物事を指し示すこと」です。

「いい感じにして」では、上記の引用の通り何も指し示せていません。

その言葉を言われた側はその後どういう行動を取るのか、文章は以下の通り続きます。

ほとんどの人はそのまま、「よし、いい感じの資料にしよう」と考えてしまいます。

でも、そもそもいい感じがどういう感じかわからないので、行動が止まってしまいます。

何をしていいかわからず、資料の色を変えてみたり、レイアウトを変えてみたり、統計データを追加してみたり、なんとなくいい感じにしようとします。

そしてその方向性が、上司が求めている「いい感じ」とたまたま合致することを祈るしかありません。

もし合致していなければ、上司からするとあなたは「自分で考えずにとんちんかんな行動をしている」と思われるかもしれません。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

話の文脈から上司がして欲しいことがわかる場合もありますが、大抵の場合は上司自身も自分が求めていることが何なのかわかっていないことが多いでしょう。

「いい感じにして」という言葉がどれだけ曖昧なのか、ここまでの文章でご理解して頂けたかと思います。

もしあなたが上司から「いい感じにして」と言われたのに「いい感じ」に出来なくても、あなたが悪いわけではありません。

その指示を出した上司に問題があります。

なので、どうかそのことであなた自身のことを責めないでください。

また「いい感じにして」以外にも、仕事をしているとこんな言葉を聞いたことはないでしょうか。

また、「顧客に価値を提供しよう、顧客ニーズを汲み取れ」と言われることがありますね。

しかし、そもそも価値とは何か。

何を提供すれば、価値を提供したことになるのか。

また、ニーズとは。

汲み取ると言っても、実際に桶を持って行って何かを汲み取るわけではありません。

何をすればいいのでしょうか。

それがわかりません。

実は言語化されていないのです。

そして、本当は全然理解出来ないのに、一応言葉にはなっているので、それらのフレーズで理解、納得しなければいけない雰囲気になっています。

会社の中で「価値を提供しろ」と言いますが、「そもそも価値って何ですか?」と質問したら何か怒られそうな気がします。

「そんなこと自分で考えろ」と言われそうですね。

確かに自分でも考えなければいけないのですが、結果的に多くの現場で「価値」が定義されていません。

何を提供すればいいのかわからないまま、仕事をしています。

言ってみれば、ゴールがどこかわからないレースに参加させられている感じです。

僕らは日々日本語を話し、日本語で相手とやり取りしています。

慣れない外国語を話している時と違い、自分が伝えたいことを言葉にしている錯覚に陥ります。

しかし、実際は出来ていません。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

「いい感じにして」や「自分で考えろ」は一応言葉になっているので、なんとなく「そんなものかな」と言われた側はつい飲み込んでしまいます。

しかし、それらの言葉をよく見てみると、価値が定義されていないことに気付きます。

どうして、私達は本当は伝わっていないのに、自分が伝えたいことを言葉にしている錯覚に陥るのでしょうか。

本書の『はじめに』の『言語化は人生を『確実に』豊かにする』から、その原因について次の通り説明しています。

そもそも人の意識の95%は言語化されていない

僕らはみんな、日々まじめに仕事をしています。

ですが、その努力とは裏腹に望んでいることを実現出来ていません。

明確に目標を立てれば、それは叶っていく。

そんなことも言われます。

僕もその通りだと思います。

ただ、実際にはなかなかこれが難しい。

目標を作ることが難しいのではなく、それを明確にすることが難しいんです。

例えば、出来るビジネスパーソンになりたいと語っている人がいました。

思いとしてはわかります。

ですが、出来るビジネスパーソンとはどういう状態を指すのでしょうか。

営業成績がいい人を指すのか、周囲のメンバーから慕われる人を指すのか、もしくは有名企業に就職することを言っているのでしょうか。

「出来るビジネスパーソンになりたい」という表現で言葉にしているつもりになっていますが、実は何も表せていません。

そして何も表せていないから、どうすればその状態になれるのかもわかりませんし、実際に何か行動に移すことも出来ません。

この様に多くのケースでは、表現したつもりで表現出来ていないんです。

これは言語化の問題です。

僕らが使っている言葉はとても曖昧です。

明確にしたつもりであっても、明確になっていない。

だから、いざ行動に移そうと思っても、何をしたらいいのかわからなくなってしまうんです。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

「いい感じにして」や「自分の頭で考えろ」など、ビジネスのシーンだけ見ても明確になっていない言葉はたくさんあります。

しかも、それらの言葉は普段からよく使われています。

私達は言葉で表現している「つもり」になっているだけで、実際は表現出来ていません。

なぜ、曖昧なまま表現してしまうのでしょうか。

その理由について、同じ章から『人は、自分の感覚のうち5%しか認識していない』で以下の通り解説しています。

人間は自分の脳の3%しか使っておらず、自分の筋肉の20から30%しか使っていないと聞きます。

人は自分が持っているものを活用しきっていないわけです。

そして、ハーバード大学のジェラルド・ザルトマン教授によれば、人間の意識の95%は言語化されていないそうです。

感覚は持っていても、95%は自分で認識出来ずに「何となくそう思う」レベルになってしまっているということです。

僕らは自分の感覚を言語化していません。

だから僕らは、自分で望んでいる物を手に入れられない。

自分の実力が発揮しきれない。

しかし、残り95%の自分の感覚を言葉に出来れば、自分が望んでいる物を明確に把握出来るようになります。

自分が手掛けている仕事の意義も、自分でしっかり理解出来るようになります。

さらに、それを相手に伝えることが出来ます。

相手もあなたと同じように95%の感覚を認識出来ていません。

あなたがいい仕事をしているのに、その95%は相手が実感してくれない。

いい商品を提供しているのに、それが伝わっていません。

認識出来ないものは存在しないのと一緒です。

僕らが持っているものが100でも、言語化出来ているのが5であれば、それは5しかないのと一緒です。

自分の実力を高め、200を持つようになっても、相手が認識するのはたった10です。

非常にもったいなくないですか?

逆に言えば実力が変わらなくても、これまでの倍を言語化出来るようになれば、それだけで10の価値が相手に見えるようになります。

3倍にすれば15になります。

僕らは自分の内側の5%しか理解出来ずに生きてきました。

そして僕らの5%しか伝えられずに生きてきました。

人生の多くの場面で、言語化がボトルネックになっていたわけです。

しかし同時に、最高のレバレッジポイントにもなります。

言語化が出来るようになれば、これまで伝わっていなかった自分の価値が伝わり、これまで気付けなかった要素に気付くことが出来ます。

そして言語化という一つの能力を高めるだけで、仕事の成果が変わり、働き方が変わり、対人関係が変わっていきます。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

明確に出来ないのは、そもそも人間の脳は5%しか認識出来ないからです。

ですが、残りの95%を認識させる方法があります。

それが言語化です。

普段は言葉に意識をしないまま相手に伝えようとしますが、それだと5%しか自分の言いたいことが相手に伝えられません。

残りの95%の可能性を引き出してくれるのが、意識して言葉にすること、すなわち言語化です。

言語化するのが苦手だと思われている方は多いです。

書店に行くと、言語化に関連する書籍が数多くあることからもその需要の高さが見て取れます。

しかし、私達は小学生の頃から授業で国語を学んできたはずです。

それなのになぜ、私達は言葉にするのが苦手だと感じるのでしょうか。

その原因に関して、『僕らは言葉にする方法を教えてもらってこなかった』から著者は以下の通り見解を示しています。

国語の授業では言語化を身に付けられない

しかし、そんな大事な能力なのに、これまで手付かずで放置されてきました。

僕らは言語化に対して教えてもらったことがほとんどないのです。

僕らは小さい頃から国語を習っています。

ですが、実際に何を勉強していたのかは正直わかりません。

国語の授業があるだけで、漢字の読み書き以外、何か新しい知識を身に付けた感覚はなく、何か出来るようになった実感もありません。

一つ言えるのは、学校で習った国語は読み取る力を鍛えることに主眼が置かれていたことです。

教科書を読んで、「この文章の意味は何?」、「主人公の気持ちは?」、「筆者が最も言いたいことは?」など読み取る力、「受信力」をトレーニングしてきました。

一方で、表現したり、自分の感情を言葉にしたり、相手に伝えたりする「発信力」はほとんど習っていません。

また、日本語では「以心伝心」、「察する」、「空気を読む」など、「言葉にしなくても伝わることが善」とされていることもあり、より言葉にする重要性が軽視されているように思います。

僕らは相手に伝える行為どころか、自分が伝えたいことを言葉にすることにも向き合ってこなかったのではないでしょうか。

そして言葉で伝える必要性が小さくなれば、そもそも自分が考えていることを言葉にすることも不要になります。

こういう背景があり、僕らは言語化が苦手になっています。

だから、言葉に出来ないんです。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

確かに、私達が国語の授業で勉強していたことは受信力が大半でした。

発信力で思い付くものと言えば、読書感想文くらいでしょうか。

しかし、学生の頃に読書感想文を書くのは夏休みや冬休みの長期休暇の課題くらいで、年に数回しか行わないのにそれで発信力が身に付くとは到底思えません。

それに加えて、「空気を読む」など場の雰囲気を察しないといけない風潮が日本人にはあります。

この風潮に関しては、「空気を読め」の「空気」を言語化すると何が見えるのか『「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる』の記事にも詳しく書いていますので、こちらも併せてご参照ください。

それらの背景を鑑みれば、私達が言葉にすることや相手に伝えるのが苦手だと思うことは、至って自然だと言えるでしょう。

ですが、苦手だと思うのなら、出来るようになればいいだけです。

「自分に本当に出来るのかな」と記事を読んでいて不安になられたかもしれませんが、大丈夫です。

あなたは今こうして自らの意思で記事を読み、ここまでの内容を理解しているのですから、あなたも言語化出来るようになれます。

今から言語化を身に付けようとするあなたに対して、著者も次の通り述べています。

欧米のコミュニケーション、プレゼン、広告などと比較すると、日本人のそれらはあまり言葉に出来ていない感が拭えません。

トレーニングを受けてきた人種とそうでない人種は、やはり違うんですよね。

でも言うまでもなく、言葉にしなければ伝わりません。

特にビジネスでは、「何も言わなくても商品を買って欲しい」というのは、相当に無理があります。

言葉で伝えなければ、伝わらないんです。

僕らはその言語化のトレーニングをこれまでしてきませんでした。

しかしそれゆえに、大きなチャンスがあります。

これまで何もやってこなかった分野なので、誰もが同じところからのスタートですし、身に付けたら身に付けただけ、純粋にプラスになります。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

「今まで言語化をやってこなかったから、私達は言語化することが出来ない」ということをこれまで説明してきましたが、それに気付いて今から言語化の勉強を始めても遅くありません。

むしろ、言語化という新しいことを知れる楽しさや喜びの方に目を向けてみてください。

それに言語化出来るようになれば、あなたが抱えている悩みが解決されるだけでなく、その言語化する技術が仕事にも生かされる可能性が大いにあるのです。

その言語化する技術が仕事に活かされる可能性について、同じ章の『言語化をせずにビジネスをしようとしている』から以下の通り説明しています。

僕らはこれまでたくさん勉強をし、知識を仕入れてきました。

社員研修で新しいスキルを身に付けてきた方も多いでしょう。

ですが、その身に付けた物を5%しか言語化出来ていないとしたら?

言語化能力を身に付けることが出来れば、あなたが持っている物の残り95%を相手に伝えることが出来ます。

今のあなたのままで、今の会社組織のままで、今の商品のままで、あなたの人生は確実に豊かになります。

言語化出来ている人を見て、「自分も言語化出来るようになりたい」、「周囲の人達もちゃんと言葉にして表現出来るようにして欲しい」と感じることはありませんか?

お互いにしっかり言語化して、会話出来るようになったら、どれだけトラブルが減り、どれだけ仕事がスムーズになるでしょうか。

言語化能力はセンスではありません。

考え方とフォーマットを身に付けさえすれば、誰でも頭の中を言語化させることが出来ます。

本書を通じて、自分の中の言語化出来る喜びを、一人でも多くの方に感じて貰えたら本当に嬉しいです。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

あなたの中にはまだまだ可能性が眠っています。

言語化を身に付けるだけでその可能性に出会えます。

言語化はよくセンスや才能だと勘違いされがちです。

しかし著者の言う通り、考え方とフォーマットを身に付けることで誰でも言語化出来るようになれます。

そう断言出来るのは、この記事を書いている私自身も以前は言語化するのがそもそも苦手だったからです。

子供の頃は自分が言いたいことがあっても、「あの、その」くらいしか相手に伝えられず、大人になってもなかなか直らなかったので、それで悔しい思いをした経験は数え切れないくらいあります。

それに今も、私は言語化が出来るようになったとは思っていません。

言語化に関する書籍を読めば読むほど新しい発見がある分、私自身の言語化の至らなさを感じることがあり、今でも落ち込むことがあります。

ですが、以前と比べて確実に、言語化を通じて自分自身に向き合えるようになれました。

繰り返しになりますが、言語化はセンスや生まれ持った才能では決まりません。

後天的な努力でいくらでも身に付けることが出来ます。

そして言語化を身に付けるにはまず、本書が定める言語化の定義を理解しましょう。

例えば、あなたもこんな経験をされたことはないでしょうか。

本書が定める言語化の定義

上司が不満そう、部下が自分で考えて動いてくれない、顧客に響かない。

恐らくほとんどのビジネスパーソンが抱いているであろう課題は、全て言語化の問題です。

言語化していないから、なぜか上司が不満そうなんです。

言われたことをやっているはずなのに、なぜか上司から怒られる。

言語化しきれていないから、部下が自分から動かないんです。

サボっているわけではなく、思考が曖昧なのでやるべきことが具体的に見えていません。

だから、結果的に動かないんです。

言語化していないから、なぜか顧客に刺さらないんです。

頑張って作った商品で、ちゃんとプレゼンしているのに顧客に刺さらない。

言語化と聞くと、「自分の商品を売るための短いキラーフレーズ、キャッチコピーを作る」と思われることが多いですが、それは誤解です。

言語化とは、キャッチコピーを作ることではありません。

そもそも、何かを売るためだけに言葉にするわけではありません。

言語化とは、自分の頭の中にある物を言葉に置き換えて、誰かに理解して貰うことです。

相手に何かを売るために言葉を伝えることもあるでしょう。

しかし、売るためだけに言語化が必要なわけではありません。

また、その誰かが自分であることもあります。

自分が考えていることは、自分が一番よくわかっていると思いきや、実はそうではありません。

自分ですらわかっていないことは、よくあります。

自分で自分を理解しようとする時も、言葉にしなければいけません。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

本書が定義する言語化とは、「自分の頭の中にある物を言葉に置き換えて、誰かに理解して貰うこと」です。

この「誰か」には、あなた自身も含まれています。

相手に理解して貰うことだけが言語化ではありません。

あなたは、あなた自身のことを本当に理解しているでしょうか。

それを確認するには、あなたが普段使っている言葉に意識を向けてみてください。

例えば、普段からこんな曖昧な言葉を使ってはいないでしょうか。

言語化しないと起こる問題は、他人とのやり取りだけではありません。

自分の思考を自分で捉えることが出来なくなり、自分の願望が実現出来なくなります。

例えば、「いい人に出会いたい」、「幸せになりたい」などの欲求も言語化出来ていない物の一つです。

恋愛で、「いい人に出会いたい」と思っている方は多いでしょう。

でも、その「いい人」ってどんな人でしょうか?

性格のことでしょうか?

社会貢献をしている人ですか?

それとも、ビジュアルが自分好みの方でしょうか?

実は、「いい人」という要素が全く言語化されていないことに気付きます。

そして言語化されていないと、その「いい人」に出会える可能性も低くなります。

どこを探せばいいのかわかりませんし、もし目の前にその人が表れていても、自分ですら気付かないと思います。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

言語化をするのは、ビジネスだけに限った話ではありません。

普段から言語化されていないことは日常生活にもたくさんあります。

そういった曖昧な言葉を普段から何の違和感もなく使っているから、自分自身のことすら曖昧にしか捉えることが出来ないのです。

そしてここで一つ注意点があります。

それは言語化とは、「明確に」言葉に出来ていなければ意味がありません。

なぜ明確でなければ意味がないのか、その理由について『『言葉で表現すれば言語化できた』わけではない』から次の通り説明しています。

言語化とは単に言葉にすればいいわけではない

言語化とは、日本語の文章で表すという意味ではありません。

言葉にすればいいということではないです。

言葉にすればいいのであれば、「なんかモヤモヤする」というフレーズも言語化出来ていることになります。

大事なのは日本語で表現することではなく、自分が頭の中で思い描いている物と同じ物を、相手に描いて貰えるような言葉にすることです。

僕らはお互いに意思疎通しながら仕事しています。

その意思疎通は言葉でされることが多く、僕らは日々言葉を交わしています。

しかし、言葉にして発しているからと言って、僕らの言いたいことが正しく伝わっているというわけではありません。

(『すごい言語化「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法』より引用)

曖昧な状態でも、言葉にすること自体は出来ます。

しかし、その言葉には中身がありません。

例え、その言葉を自分自身や相手に投げかけても、結局何を伝えたいのか、どうしたいのかが見えてこないのです。

先程、本書の引用から「本当は全然理解出来ないのに、一応言葉にはなっているので、それらのフレーズで理解、納得しなければいけない雰囲気になっています」という文章を紹介しましたが、正にそういった状態に陥るでしょう。

だから、言葉にしても明確でなければ意味がないのです。

では、どうすれば明確にして捉えられるようになるのか、そしてそれを相手にも伝えられる言語化を身に付けられるのかは本書に記載されています。

あなたがあなた自身だけでなく、相手にも伝えられる言語化を身に付ける為に、本書をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

本記事を最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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