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周りにいる人達がみんな敵に見えるなら、敢えて敵リストを作りましょう『3秒でハッピーになる超名言100』

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目次

心に留めておきたい言葉の見つけ方

あなたの座右の銘は何ですか?

座右の銘とは、常に自分の心に留めている、生き方の指針や戒めとしている言葉のことです。

言葉が生き方の指針になってくれるのですから、人生で思い悩んだ時は座右の銘が悩みを解決するきっかけになるかもしれません。

そんな心に留めている言葉は何か思い浮かぶでしょうか。

もし今パッと思い付かなくても大丈夫です。

なぜなら、記事のタイトルでもうバレているとは思いますが、これからご紹介するのは常に心に留めておきたいと思えるような名言を100個紹介している本だからです。

その本のタイトルは、『3秒でハッピーになる超名言100』です。

いつも本サイトを訪れて記事を読んでいただき、ありがとうございます。

こちらの書籍はAudibleでもご利用頂けます。

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名言を知ると世界が変わる理由

座右の銘と呼べる心に留めておきたいと思えるような言葉、名言を知ることで世界が変わると本書では語られています。

なぜ世界が変わるのでしょうか。

その理由を本書のプロローグの「はじめに言葉ありき」から次の通り説明しています。

「行動は必ず想像を超えた未来をもたらす」

北川やすし、作家。

どんな風に世界が見えるかはあなたの目が決めるのではなく、実は言葉が決めます。

例えば、虹の色。

虹の色は何色でしょうか?

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色ですよね。

でも、海外では虹は六色だと言われることが多いんです。

それは青と藍の区別のない国が多いから。

色を表現する言葉自体がないから、青と藍の色は区別されず、同じ色として認識されてしまっているのです。

つまり、言葉を知ることは認識が広がることと言えます。

言葉を知ることで初めて見えてくる世界があるんです。

だから、人は幸せになる前に、幸せをもたらす言葉と必ず先に出会っています。

人は成功する前に、成功に導く言葉と必ず先に出会っています。

言葉が先に来て、意識が変わり、思考が変わり、行動が変わり、世界が変わるのです。

聖書にある、「はじめに言葉ありき」とは正にそのことです。

(『3秒でハッピーになる超名言100』より引用)

新しい言葉を知ることで、今までは見えなかったものが見えるようになります。

その認識を広げることこそが世界を変えてくれるのです。

もしかしたら今まで見落としていたものが、あなたが今抱えている悩みを解決してくれるものかもしれません。

「世界が変わる」とだけ聞くと、「大げさな」と思われたかもしれませんが、名言を知ることはそれだけ大きな可能性を秘めているのです。

しかし、名言をただ知るだけでは変われません。

大切なのは名言との向き合い方です。

そしてその名言の向き合い方が本書が書かれた理由でもあります。

著者のひすいこたろうさんとは一体何者なのか、そして本書が書かれた経緯に関して次の通り説明しています。

そう、言葉にはあなたの人生を変える力がある。

名言とはまるで、富士山の様だと僕は感じています。

富士山の頂上を目指し、歩みを重ねていく内に見える景色は広がりを持ちます。

同じ言葉でも、人生の歩みを重ねるほどに、気が付かなかった言葉の奥行きが感じられてくる。

一生味わえる、そんな高み、深みを持った名言を選りすぐり、100個取り揃えました。

お届けするのは「3秒でハッピーになれる名言セラピー」でデビューし、以来12年間あなたを幸せにする言葉を日夜探求している天才コピーライターひすいこたろうです。

作家生活12年、それは僕にとって「どうしたら人は幸せに生きていけるのか」を研究した12年でもありました。

本書はその中で出会った、言わばベスト名言集100です。

明日死ぬとしたら、二人の子供たちに「これが父からの遺言の全てだ」と渡すことが出来る本を作りたかったんです。

どんな時もあなたの一番近くで寄り添ってくれる、一生の親友の様な本。

いつもカバンの中で、もしくは枕元で、あなたの一番近くで一生大切にして頂ける本。

それでは、あなたを富士山のてっぺんまでお連れします。

そのてっぺんで、あなたは史上最高の自分に会えることでしょう。

(『3秒でハッピーになる超名言100』より引用)

この文章を読んで、私は子供の頃に梅干しが苦手で食べられなかったことを思い出しました。

5、6歳の頃に梅干しを初めて食べてみたのですが、あまりの酸っぱさが原因で嫌いになり、中学生ぐらいまでずっと避けてきました。

中学生になった時に「苦手な食べ物を克服したい」と思い切って食べてみたのですが、苦手だと感じていた酸っぱさはそのままでしたが、それでも我慢して噛み続けていると酸っぱさの向こうに旨味を感じられて、そこで初めて「おいしい」と思えるようになったのです。

「言葉の奥行き」とはそういったことではないでしょうか。

名言を一度読むだけでは感じられなかったことも、何度も読み返し、咀嚼することで新しい味わいを感じられる。

私も本書を読んでみて、そんな言葉の奥行きを感じられた名言にいくつも出会いました。

その内の一つとして、本書の第6章の『人間関係をなめらかにする言葉 「自分らしさ」のつくりかた』から、72番目に紹介されている名言を取り上げましょう。

あなたが敵だと思っている人が教えてくれること

名言72

「敵なんてどこにもいなかったと気付くことが、私の栽培法の出発点です。」

木村秋則、農業家。

出典「奇跡のリンゴ」、石川拓治、NHKプロフェッショナル仕事の流儀制作班、幻冬舎。

木村秋則、1949年から世界で初めて無農薬、無施肥のリンゴの栽培に成功した日本の農業家。

株式会社木村興農社代表取締役。

敵があなたを素敵にしてくれる。

不可能だと言われたリンゴの無農薬栽培を見事に成し遂げた木村秋則さんですが、成功するまでは挫折の連続でした。

無農薬栽培を試みて一年目、リンゴは実らず。

三年目、五年目、実らず。

ついには畑は荒れ果て、諦めようとしたら逆に子供に叱られた。

「何のためにここまで貧乏してきたと思ってるの?諦めるな!」

しかし、それでも七年目、八年目もダメ。

これ以上は家族に迷惑はかけられないと、首を吊るロープを持って近くの岩木山に入っていきます。

そして木の枝にロープを投げるも落ち、ロープを地面から取り上げた瞬間、何とも言えない良い匂いがした。

その瞬間に気付いた。

「この匂いのする、ふわふわの暖かい土を作ればいいんだ」と。

この土を作ったのは雑草であり微生物。

ここから雑草と微生物の研究に明け暮れ、十一年目にしてついにリンゴの花が咲いたのです。

木村さんは最終的に気が付きました。

「敵はいなかった」ということに。

ある虫がリンゴの葉を食べているのを見て、この虫が害虫だと決めつけてしまっていたことが間違いだった。

虫はリンゴの葉が弱っていたから発生したのであり、虫や病気はそれを教えてくれていたのです。

さて、あなたが敵だと感じている人は本当に敵なのでしょうか?

許せない人はあなたに許すということを教えに来てくれた人であり、無理に何かを頼んでくる人は嫌なら嫌だと自分の意思を表示していいということを教えに来てくれた人です。

敵はあなたの人生をもっと素敵なものにするために、わざわざノーギャラで友情出演してくれているありがたい存在なのです。

やってみよう。

あなたの敵リストを書き出そう。

そして、その敵たちがあなたに何を教えに来てくれた人なのか考えてみよう。

それが出来たとき、その敵リストはそのまま素敵リストに変わります。

「素敵」という字は、「敵」はあなたを「素」晴らしくしてくれる存在だと教えてくれていますから。

(『3秒でハッピーになる超名言100』より引用)

このサイトに訪れて、今この記事を読んでいるということは、あなたには何かしらの悩みがあるはずです。

特に記事のタイトルに惹かれて、この記事を読まれている方は人間関係で悩んでいることでしょう。

親子関係、職場の人間関係、夫婦関係など、悩みには人間関係が起因となるものがいくつも存在します。

私も人間関係で思い悩んだことはたくさんあります。

一番人間関係で思い悩んだのは中学生の頃でしょうか。

学校ではいじめに遭い、家では両親から「お前がいると金がかかるからいなくなればいい」という言葉を毎日浴びせられて、どこにも逃げ場がありませんでした。

なので、「周りにいる人達がみんな敵に見える」という気持ちも痛いほどよくわかります。

だから、「許せない」と思ってもいいんです。

私自身も長い間ずっとそう思っていましたし、敵だと思っている人達に対して「許せない」と思うのはあなただけではありません。

それに「許せない」という思いを、「許す」に無理に変えようとしても苦しいだけです。

なので、まずは認識から変えてみましょう。

私達はその許せない人がした行動に意識を向きがちです。

許せない人を思い浮かべた時に、「あんなことをされた」とか「こんなことをされた」など許せない人の行動だけに意識が囚われています。

ただ、その辛い経験をしたことから学べることも必ずあります。

酷いことを言われたのなら、「自分はこんな酷いことを他の人には言わないようにする」。

嫌なことをされたのなら、「こういうことをされると不快に感じるから、自分はしないようする」。

許せない出来事を思い出しても、許せない人達が何を教えてくれているのかを考える「素敵リスト」を作成すれば、許せない人の行動に意識が向いても「勉強になった」で感情の落としどころを見つけられます。

「許せない」と思えるような出来事はそう簡単には忘れられません。

「忘れたい」と思っても、簡単に忘れられないから苦しいんですよね。

私も「許せない」と感じた出来事を不意に思い出してしまう時があるので、「どれだけ相手を許そうとしても、許せない」という思いもよくわかります。

そんなどうしても許せない人や出来事が頭から離れられないなら、そこから得た教訓を座右の銘にしてみてはいかがでしょうか。

許せない思いが不意に出て来ても、「これが自分の座右の銘なんだ」と認識を変えることで、許せない思いを前向きに捉えることが出来て、トゲトゲしい感情を丸く出来ます。

許せない記憶がフラッシュバックしてしまうのを自分では止められないなら、そのままでいいんです。

それなら、思い出してしまった後の感情を前向きなものに変えてしまえばいい。

そしてそれは未来に目を向けることで昇華されます。

未来に目を向ける大切さをより深くあなたの中に落とし込むには、本書の第8章の『人生を変える言葉 笑って死ねる「人生」のつくりかた』から、89番目に紹介されている名言が参考になることでしょう。

未来に目を向けられる名言

名言89

「作り直しの効かない過去なんてどこにもないんだよ」

寺山修司、歌人、劇作家。

出典、映画「田園に死す」

監督、寺山修司、日本アート・シアター・ギルド。

寺山修司、1935から1983年、日本の歌人、劇作家。

生まれは青森県だが、走っている列車の中で生まれ、故に故郷はない。

などと本人は記している。

代表作に「我に五月を」、「田園に死す」、「書を捨てよ、街に出よう」など、マルチに活動し膨大な量の文芸作品を発表した。

過去ではなく、未来記憶で生きる。

三年前に記憶喪失になった女性がいます。

彼女は自分のことも、家族のことも、社会的常識なども全部忘れてしまった。

そして、もう一つ。

彼女は重大なことを忘れてしまった。

それは自分が歩けないことを。

彼女は子供の頃から足が悪く、車椅子生活を送っていました。

一人暮らしのアパートには、二十四時間ヘルパーさんが来ていた。

ところが、記憶喪失になり自分が歩けないということすら忘れてしまったため、車椅子なしで歩けるようになったのです。

周囲の人もびっくり。

今ではヘルパーさんの力も借りず、一人で生活しています。

すごい話ですよね。

「刹那」という言葉を聞いたことはありますか?

極めて短い、最小時間の単位という意味の仏教用語で、指パッチンと指を一弾きする一瞬に65刹那あると言われています。

要するに、時間は全く連続していないということ。

この一瞬に、君は65回生まれ変わっている。

一瞬前とは別人なんです。

引きずっているのは過去の記憶だけです。

だから記憶を手放せば、出来なかったことも出来るようになるかもしれない。

歩けなかった人が歩けるようになるように。

「過去」という漢字をよく見てください。

「過ち」は「去った」と書いて「過去」です。

これまでの過去の記憶で生きるのではなく、未来ではこんなことをしてそうという未来の記憶で生きてみよう。

君の未来、どんな未来が待っていたら嬉しい?

その未来記憶を受け取り、それに向かって生きるのです。

これまでが君じゃない、これからが君だ。

やってみよう。

生まれ変わりの儀式をやってみましょう。

手放していい記憶を服を脱ぎ捨てるみたいに、一枚一枚本当に服を脱ぐような仕草で一枚一枚脱いでみましょう。

脱いだかな?

初めまして、あなたは今から全く新しい生まれたての君です。

(『3秒でハッピーになる超名言100』より引用)

上記の引用の通り、過去は繋がっていません。

大人になれば味覚が変わるように、何も変わらないように見えても私達は変わり続けています。

こうして記事を読んでいる内にも、あなたはどんどん変わっています。

それでもあなたが「変わらない」と思うのであれば、それは過去の記憶に囚われているだけです。

ですが、引用の文章を読んでその認識を変えられるはずです。

なので、その変化を受け入れてみてください。

一回だけではなく、何度も読み返して咀嚼することで次第に受け入れられるようになります。

そしてその変化を受け入れられた感性も大切にしてください。

過去の記憶は手放してもいいんです。

「許そう」としたり、「忘れよう」として過去の記憶と向き合い続ける必要はありません。

そんな時は「手放して」みましょう。

向き合い続けるから、「このままじゃダメだ」とか今の自分を否定してしまうんです。

だから、手放せばいい。

すると執着がなくなって、苦しくなくなります。

素敵リストを書き出すだけでもう十分向き合ったのですから、それ以上は向き合う必要はありません。

手放したと思っても、無意識の内にまた思い出してしまうこともあるでしょう。

そんな時は素敵リストをまた書き出してみればいいんです。

そうやって何度も手放していく内に、自分の元に戻ってくる回数も少なくなり、いつか完全に手放せられる日が来るはずです。

洋服を一枚一枚脱ぎ捨てるように、過去の記憶も一つ一つ手放せます。

過去への執着を脱ぎ捨てられたなら、次はあなたが「こんな未来が待っていたら嬉しい」と思えるような未来を思い描いてみましょう。

ここまで文章を読んでくださったあなたなら、未来を思い描ける名言にも本書を読めば出会えるはずです。

残り98個の名言の中から、あなたの未来を明るく照らしてくれる様な名言に出会うために、本書をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

本記事を最後までお読みくださり、ありがとうございました。

こちらの書籍はAudibleでもご利用頂けます。

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