「何かいいことないかな」と思ったなら、「ああ、幸せだなぁ」と3回呟いてみましょう『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え』

心理的な抑圧を緩和する
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無気力だった私を変えてくれた一冊の本

「つまらないな、何かいいことないかな」

これは私が学生の頃の口癖でした。

社会人になっても言っていたので、かれこれ10年以上もこの言葉と付き合っていました。

この言葉の通り、当時の私はつまらない人生を送っていたなと思います。

今振り返ってみれば面白いこともちゃんとあったことに気付けますが、その当時の私は本気でそう思っていました。

「上手くいかなかったり、壁にぶつかってしまうくらいならやりたくない」という無力感にいつも苛まれて、そんな感情から生まれて出て来る言葉がこの言葉です。

もちろん、こんな自分を変えたいとは思っていたのですが、具体的な方法がわからなければ変えるために行動しようとする気力がそもそもない。

まず気力を調達する必要があるのですが上記の通り私は無気力状態なので、自分の中に気力を湧き出してくれる源泉のようなものを探してみるところから始めました。

何年も探し続けてようやく、源泉を見つける方法を伝授してくれる一冊の本に出会いました。

それが今回ご紹介する『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え』です。

いつも本サイトを訪れて記事を読んでいただき、ありがとうございます。

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なぜ1秒で世界を変えられるのか

星座がどの様にして生まれたのかご存知でしょうか。

私達のはるか遠い祖先が夜空を見上げた時に想像力を膨らませて作り上げました。

ワクワクするような想像を働かせて星と星を自由自在に結び、夜空に絵を見出し、夜空にドラマを見出していったのが星座の歴史です。

ですが、星はただそこにあるだけです。

人生も一緒、現実がただそこにあるだけです。

面白くも何ともない現実をどう面白おかしく捉えられるかは、あなたの視点にかかっています。

問題が問題なのかではなく、それをどう捉えるかが本当の問題です。

捉え方はいくらでも自由に変えられます。

本書では、こんなときはこう解釈するという物の見方やどこにフォーカスを当てれば人生が面白くなるか、その視点を日常によくあるシーンに落とし込んで70個紹介しています。

例えば、第1章『「がっかり」のとき』で紹介されている「自分の周りではなーんにも面白いことが起きない。どうすれば人生は面白くなるんだろう?」という質問に対して、「面白くない現実があるのではなく、面白くない視点があるだけ」と答えています。

お笑い芸人の千原ジュニアさんは後輩の芸人さんに「なんでジュニアさんの周りではそんなに面白いことばかり起きるんですか?」と質問されたことがありました。

その時ジュニアさんは「お笑い芸人の周りだけで面白いことが起きているはずなんかない。でも、わしらは人におもろい話をするって決めて生きている。だから、面白いものが引っかかるんや」と答えました。

面白いことが起きる人は、日常の中で面白いことに視点を当てています。

面白いことが起きない人は、面白くないところに視点を当てている。

違いはそれだけ。

私がいつも「つまらない」と思っていたのは、そこに自分の視点が固定されていただけだとこの文章を読んで気付きました。

起こった出来事に対して、つまらないことをいつも探し当てて「やっぱり、つまらない」と思う。

日々を面白いと感じて生きている人は全く真逆の考え方をしています。

そして目を向けている場所、視点の当て方が正反対なのです。

その様に出来事を解釈する大切さを本書で次のように説明しています。

人は次の流れで行動を起こします。

  1. 出来事、事実
  2. 解釈、意味付け
  3. 感情
  4. 行動

出来事、事実が人に影響を与えるのではなく、その出来事をどう解釈するかで感情が変わり、行動が変わり、世界が変わるのです。

出来事をどう解釈するかは1秒で変えることが出来ます。

だから、世界は1秒で変えられる。

あなたの解釈ひとつで世界はいくらでも素晴らしい場所になります。

本来、世界は中立で真っ白なキャンパスとして存在しています。

それを面白くするのはあなたなんです。

「世界は中立で真っ白なキャンパスとして存在しています」という言葉に衝撃を受けました。

私がいつも考えていることや思っていることで、白色のキャンパスが塗りつぶされていることにこの言葉を聞いてそう感じ取ったからです。

しかも、その塗りつぶされている色は「つまらない」という私が最も嫌いな色でまみれていました。

「どうすれば、真っ白なキャンパスに自分の好きな色を塗れるようになるのか」ということを考えながら本書を読み進めると、あるページで手が止まりました。

第4章の『「モヤモヤ」のとき』で紹介されている「最近いいことないな」って思ったら、「いいことがないんじゃない、いい言葉を使ってないだけ。「ああ、幸せだなぁ」と3回呟こう」でその疑問に対する答えに巡り合えました。

「ああ、幸せだなぁ」と3回呟くことを口癖にした私の実体験

そうです、人は言葉で幸せになれるんです。

「何か最近いいことないな」って思っている人はいいことがないのではなく、いい言葉を使っていないだけなのです。

試しにお風呂上がりの様に「ああ~」と脱力した声で、「ああ~幸せ~」と呟いてみてください。

脳はある現象が起きた時に勝手に合理的な理屈を見つけ出そうとする働きがあります。

つまり、「ああ~幸せ~」と呟くだけでその瞬間脳は幸せなことを見つけ出そうとする検索機能が勝手に働きます。

言葉はなりたい幸せを引き寄せる検索エンジンと捉えてみてください。

「幸せ」と検索すれば、今日ご飯が食べられること、歩けること、目が見えることなどという風に小さな幸せにたくさん気付くことが出来るはずです。

「幸せ」はなるものではなく、気付くものです。

(『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え』より引用)

この文章を読んだその日に、私は早速「ああ、幸せだなぁ」と3回呟くことを始めました。

最初に挑戦をしたのは夕食を食べた時です。

人目がどうしても気になってしまうので自室の中に一人きりになり、夕食のカレーを一口食べた後に「ああ、幸せだなぁ」と声に出して3回呟きました。

すると、自分の中で何かが変わったことを感じ取れました。

カレーがいつもよりおいしく感じるのです。

そのカレーは普段食べているカレーと全く同じなのですが、味がいつもより鮮明に感じ取れるのです。

カレーを食べ終わった後、なぜいつもよりおいしく感じ取れたのか考えてみるとある結論に辿り着きました。

私は普段から「つまらないな、何かいいことないかな」と考えていました。

それが習慣化してしまい、他の動作をしている時も無意識にそのことを考えているのです。

ご飯を食べている時も、食べながら「つまらないな、何かいいことないかな」と無意識の内に考えている。

今ご飯を食べているその瞬間に意識が向いておらず、別のことに意識が向いていれば味覚が鈍くなっていたのも頷けます。

それを「ああ、幸せだなぁ」と声に出して3回呟くことで、「今ご飯を食べていることが幸せなんだ」と意識を全てその瞬間に向けられたからこそ、味覚が鋭くなりおいしさを普段より感じることが出来ました。

「つまらないな、何かいいことないかな」という言葉は感覚をも鈍らせてしまう。

それなら、気力が湧かないのもこの言葉を無意識に使用しているくらいまで刷り込んでいたのが原因だと気付きました。

そこから私は口癖を「ああ、幸せだなぁ」と3回呟くことに変えました。

実はこの回数もとても大切です。

1回だけだとこの言葉の余韻が感じ取れません。

実際に声に出して呟いてみればわかりますが、「ああ、幸せだなぁ」という言葉には余韻があります。

この余韻を感じ取れる十分な時間を確保するのが3回という回数です。

この言葉を言い続けていく内に、自分の中の感性が変わっていくのを実感するようになりました。

具体的には、何か行動を起こす時に「面倒くさい」と思わなくなりました。

子供の頃、自分がやりたくないこと、例えば宿題や部屋の掃除をやりたくないと思うのはわかるけど、大人になったら自分が好きなことでもやりたくないと思わなくなるという話を聞いて、当時は不思議に思っていました。

ですが、いつの間にか自分が好きなことをするのにも気力がいるようになるのに気付き、大人になるとその言葉が共感されやすいことを身をもって体感します。

一番共感しやすい行動は、撮り溜めたドラマの録画を見ることでしょうか。

好きな作品でも「いつか見よう」と思っていたら、長い間見ずにそのまま過ごしていたことは多くの方が経験したことがあるでしょう。

私も当然あります。

ですが、「ああ、幸せだなぁ」と3回呟くことを口癖にしてからは好きなことでも後回しにすることが無くなりました。

撮り溜めたドラマの録画も脳がそれを見ると幸せを感じると認識しているから、行動にすぐに移せるようになったからです。

後回しにしている時は、「まとまった時間がないから」など「ない」ということに意識が向いていたから気力も湧かなかったのだと今振り返ればそう思います。

私はこの本を読んで「ああ、幸せだなぁ」と心の底から実感することが出来ました。

あなたにも「ああ、幸せだなぁ」と実感して欲しいので、本書をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

本記事を最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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